【会社でお金借りたいんですけど…】
相談できる税理士の越智雅美です。
「会社でお金借りたいんですけど、どれくらい借りられますかね~」
越智 「何に使うんですか?」
社長 「今月の支払いをすると手持ちのお金が不安になるんです。」
越智 「…。」
年商1千万円の会社が10億円借りられないのは
なんとなく感覚でわかりますよね。
それを具体的に言うと
次の場合には借入がしやすいと思われます。
(他の要因もあるので必ずというわけではありません。)
・税金を支払った後の当期純利益+減価償却費>年間返済額
・借入金総額÷年間返済額<10年
要は
会社で出た利益で借入金を10年以内に返済出来る額までは
借入できる可能性があると言うことです。
社長 「だったら、うちの会社は借入大丈夫そうです。」
越智 「これから借入の申し込みをしても、入金は3が月後ぐらいになってしまいますよ。」
社長 「えっ~!」
こういうケース結構ありそうですね。
どうしてこうなってしまったのでしょうか?
・「資金繰表」を付けていない!
・慢性的な赤字状態
・売上額の予定を立てていない、立てられない
などなど…
特に「資金繰表」を付けていない!は致命的だと思います。
(少しキツメに言ってます)
「資金繰表」を付けていないと
いつ?お金が足りなくなるのかわからない
借入の時の根拠に乏しい
利益改善等の施策が立てられない
などなど…
ヤバイ!
と思った社長さんは、「資金繰表」をぜひ作ってみてください。
自社で無理だと思った方は、会計事務所に頼んでみても良いと思います。
なお
当事務所では、資金繰表作成のお手伝いをしておりますので
ご相談下さい。