税務署の紙での提出に収受印が押されなくなるって!
先日、相続税の申告書提出で
町田税務署に行ってきました。
最近はe-taxでの提出ばかりですが
今回は、紙での提出でしか受け付けられないものだったので
久々に税務署へ行ってでの提出となりました
税務署の受付で申告書を提出すると
収受印という
日付、税務署名が記載された印を押してくれます。
税務署に提出用と控え用を持って行くと
収受印を押した控え用を返してくれます。
控え用にこの収受印があることで
税務署に提出したことを確認できます。
また
郵送で税務署に提出した場合も
返信用封筒を同封して提出すると
控え用に収受印が押されて返却されます。
しかし
令和7年1月からは
この控え用を持って行っても
収受印は押されなくなります
そうすると
手元には提出したことを確認するものがなくなってしまいます。
e-taxでの申告書の提出だと
“受信通知”などで送信日付や申告内容がわかるので
手元には提出されたことが確認できます。
税理士事務所に勤務していた時のことですが
まだまだ紙での提出が主流だった頃に
税務署の閉庁間際17時前に滑り込みで入ったときのことを思い出しました。
閉庁間際だったので、待たずに受付に提出できました。
んんんっ?
やけにじっくり申告書をチェックしてるなあ~
表面的な電話番号書いてないとか氏名の記載がないとか
のチェックは受付でもしますが
そんなじっくりチェックするのは
めずらしいなあ~
って思っていたら
どうやら
その職員さんは
収受印を押しすぎで
手首がやられているようでした
たぶん
今日だけでも
何千枚って収受印を押してたんじゃないでしょうか
そりゃ~そうなるわ~
って思ったのを思い出しました。
私が税理士事務所に入りたての頃は
税理士用控えにも収受印を押してもらっていましたが
じきに控え用だけにしてくれってなって
今回とうとう
控え用も押しません!
ってなりました。
令和6年分の所得税の確定申告を
紙での提出する方は
控え用を持って行っても
収受印はもらえませんのでお気を付けください。
ただ
当分の間は
提出日、税務署名が記載された
“リーフレット”というものを交付してくれるそうです。
それには自分で
年分、税目など記載するとのことです。
なお
申告書などを提出したことや
提出年月日を確認したい場合は
次の方法があります。
- 税務署での申告書等の閲覧サービス
- 納税証明書の交付請求
- 申告書等情報取得サービス
- 保有個人情報の開示請求
どれも
なにかしらの申請をしなければならないので
後から確認するのはやっかいになりそうです。
税務署に紙の申告書を提出している方は
来年からはお気を付けください。
これを機会にe-taxでの提出に挑戦してみてはどうでしょうか?