【なんかおかしいぞっ!が大切】
3年ぶりのリアル研修での受講をしてきました!
東京税理士協同組合主催のセミナーで
「不動産譲渡の取得費が不明の場合の実務対応」
という研修会でした。
要は
購入したときの価額がわからないときは
売却価額×5%
とすることとしているけど
本当にそれで良いのか?
という趣旨の研修でした。
そもそも
不動産などを売却した時にかかる税金は
キャピタルゲイン(値上がりに対して税金がかかるもの)
について課税されるものとされています。
なので
5%を使ってしまうと
単純に売却価額の95%が課税されてしまいます。
もしかしたら
購入価額>売却価額
となる場合もあるかもしれないのに。。。
こんなふうに
“なんかおかしいぞっ!”
って思うことが大切だと思います。
そんな疑問から
あれこれ調べて、考えて…
そのお客様にとって本当に良い処理をすることが
専門家だと私は思っているからです。
実際には要件がありますが
市街地価格指数や路線価等の変動率を使ったりします。
(明確に税法には無いので、それなりにリスクはあることを付け加えておきます。)
研修では
上記以外の取扱いや裁決事例などの説明をして頂きました。
そして リアルタイムの研修ならではのオフレコなお話も聞けてとても勉強になりました。